2019/05/16 学習記録

おはようございます!

10時間します。

 

今日は9時間30分の学習時間を取れました。

もう少しスピーキングとライティングをやりたいところですが、概ねバランス良くできたかと思います。

 

 

今日は、「政治と健康」についてかいってみたいと思います。

 

「政治と健康」と聞いてすぐに思いつくのは、「医療費」や「医療格差」などといった関連ワードがではないでしょうか。

これらは、保健衛生分野の政策によって直接的に作用されるものであるため、医療職でない市民にとっても、その関連性を結びつけやすいかと思います。

 

一方で、一見すると医療や保健に結びつかなそうな分野であっても、採択された政策が人々の健康を脅かす可能性を孕んでいる場合があります。

 

中国の例を挙げてみましょう。

中国は、現在の中国として建国された1949年には人口約5.4億人の国家でした。その後、毛沢東の「産めよ増やせよ」政策により、約30年で2倍近くまで急激な人口増加が見られました。この人口増加の途中1970年代末ごろから、よく知られる「一人っ子政策」が始まりました。これは、政府により厳しく取り締まりをされましたが、農村部においては、戸籍を持たない子供達「黒孩子:ヘイハイツ」が増えました。これにより、ヘイハイツはしばしば予防接種から漏れることがあり、これがあポリオ増加の一因となってしまったのです。

 

急激な経済成長をもたらした政策の背景ですが、その一方で予期せぬ健康被害をもたらした一例です。

 

私も含め医療者は特に、目の前の医療のことに集中しがちなように感じられます。しかし、我々も一般企業の人々と同じ一人の有権者です。自国の政府がどのような政策を打ち立てているのか、それによる健康・保健衛生への影響はどのようなものか、しっかりと知り予測して政治へ参加することが求められているようです。