12月7日 の学習時間

【 B 】【 12月7日 の学習時間| 計測できないものは磨けない。】
    【 1. TOEFL英単語】4時間20分
    【 2. リーディング 】2時間分
    【 3. リスニング  】1時間10分
    【 4. スピーキング 】時間分
    【 5. ライティング 】時間分
    【 6. 監督あるコミュニケーション|最重要の項目】 5時間
     
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   【 1日の合計時間 】12時間30分 
  
   
【 C 】【 自由欄】

今日は勉強会でした。

今日の話のメインは、technology of study の how to learn でした。

これによると、学習の最大の目的は、「その知識を何かに役立てること」で、「その知識をどう使うか、それを使って何ができるか」を考えることで学習の効果が最大化されます。

また学習には三つの障害があります。
1. 質量の欠如
2. 高すぎる段階
3. 誤解語

これらを現在のTOEFLの学習に当てはめてそれぞれ考えていきます。

まず、なぜTOEFLを行うのか?
長崎大学大学院に行きたいからである。公主衛生学を英語で学び、途上国で貧困・飢餓・紛争・災害・感染症・NCDで苦しむ人々を一人でも多く救いたいから。
世界には、食糧がなく餓死していく子供、自らの決定権もなく武装させられる子供、教育を受ける機会もなく労働させられる子供、レイプされ意図しない妊娠をしたり感染症に一生悩まされる子供が多くいる。これらの人集団に対して、公衆衛生の視点から援助したい。そのためには、各国の政府・NGO・民間セクターとの連携が必要であり、必然的に英語能力が求められる。読む力だけでなく、公文書を書いたり、ラグのないコミュニケーション能力が必要である。また、公衆衛生は、医学だけでなく、工学・獣医学・人類学・心理学・社会学など他分野の専門家との協力が不可欠である。その点で、アカデミック英語能力を求められるTOEFLは、英語そのものの能力のみならず、他分野の概要を英語で学ぶ最適なツールであると考えられる。

学習における障壁
1.質量の欠如
 不得意分野においては、日本語訳を読んでも理解できないことが多々あった。例えば、ネイティブアメリカンに関する設問は良い例かもしれない。見たことも会ったことも、聞いたことすらない民族の話をされても、その人々の文化や歴史を知ることは極めて困難である。そこで、機織りに関する問題が出たらその色や模様を写真で見たり、住居に関する問題であればその住居で生活している人々の様子の再現を動画で見たりした。現在は、動画や画像がすぐに検索できるため、これらを有効に活用して質量を足していく方法が良い。

2.高すぎる段階
 リスニングで与えられている問題には、短文と長文がある。私は、勉強会を離れて一人で勉強している際、短文の勉強があまりにもつまらなく感じたので、長文の問題を先に着手していた。しかし、リスニングは全く改善せず、それはスコアにも反映されていた。いきなり本番同様の練習をしても、実際のレベルを知るという以上のアウトカムを得られないのである。野球の練習でもまずは素振りをするところから始めるように、短文でコツコツと積み上げて、ある程度の打率と精度が保てるようになってから、練習試合に臨まなければならない。

3.誤解語
 これは学習者にとって常に付き纏う問題であるように思う。単語の意味がわからなければ、その後が空白になるというのは、何もリーディングだけの話ではない。私は、リスニングをやっていている時にもわからない単語が出ると、その意味を思い出そうと意識が引っ張られる。その結果、その周囲で言っている会話は、聞き取れないか、聞き取れても記憶を保持できないのである。これは、記憶力だけが悪いのではなく、誤解語から先の会話が空白になり、意味を持たない音としてだけの会話がただ過ぎ去っているのに等しい状態が生じているのだと思う。誤解語を誤解語としてまずは認知し、認知した瞬間にメモを取り、可及的速やかに調べるという作業が必要だ。