2019/07/21 学習記録

今日は休みで10時間近くの学習時間が取れました。

先週の週末テストの結果を受けて、今週は再び、5時半起き習慣、実施しています。

 

2時間がヴォキャブラリー

5時間40分がスピーキング

2時間がリーディングという内訳でした。

 

ここからわかることは、「そんなにスピーキングやる時間あるなら、リスニングやれ」という話です。

実戦から得られるリス人ング能力は確かにありますが、1時間リスニングの練習としてリスニングをやるのと、全くやらないのとでは雲泥の差です。

反省。

丸一日の休みをこんな風に使ってしまうのはよくないことなので、次から修正します。

 

 

さて、今日は国際保健医療の「ガバナンス」の項目を読んでみました。

ガバナンス:governanceとは、日本語で「統治」などと訳されます。

保健医療分野において、グローバル化する問題解決のために現在ではWHOやUNICEFのみならず、様々なプレイヤーが活躍しています。例えば、ビルゲイツ財団や、国境なき医師団NGOODA、また近年では一般企業もそれぞれの事業を通して、保健医療分野の問題に立ち向かっています。

 

健康問題という世界共通の問題に対して、立ち向かうプレイヤーが多いことに越したことはありません。しかしその一方で、それぞれが自分たちのできることをなんの統一性もなく勝手気まままにやって解決できるほど、簡単なものでないことも事実です。

 

先日も少し触れたように、70年代まではWHOが保健医療分野においてのリーダーであったことは間違いありませんが、それ以上の資金を持った財団や企業が出現し、統率力が相対的に薄れている状況を、この図書でも指摘されていました。

 

確かに、ポケモンでもジムリーダーを倒すために、ピカチューを強くしたり、仲間を増やすことは大切ですが、それぞれがバラバラに動き回っていては仕方ありません。サトシという絶大な信頼のある揺るぎないリーダーがあってこそ、そのポケモンたちはより強い敵を倒せるのです。国際保健分野でも、個々の活動を統率し、互いが相乗しあえる活動とならなければならないということのようです。

 

そして、ガバナンスのためには現状把握は不可欠で、Fidlerのglobal bavernanceの構成要素を紹介しています。これは、「プレイヤー」「課題」「プロセス」「行動指針」の4つから構成要素を把握することで、連携の必要性や支援の重複などが明らかになると書かれています。また、PAHO汎米保健機構による「公衆衛生の基本機能」についても触れられていました。

 

本項目では、どのようなガバナンスが理想かということを明言しているわけではありませんが、少なくともグローバル化した新たな健康問題と、それに対抗しようとする新旧のプレーヤーの統制を図ることの重要性を強調していました。