2019/0723 学習記録 自分の内的欲求=「かっこいい」

今日は明けで7時間半程度の学習時間を取りました。

 

今日は昼間に、「自分はどうなりたいのか」漠然としたテーマについて考えてみました。人には、公衆衛生をやりたい、世界の子どもを助けたいという言葉として表現していますが、丸裸に自分の欲求の部分としてどうなりたいのかについて考えることで自分と向き合ってみました。

 

結論から言うと、自分の欲求という点でいうと、「かっこいい自分になりたい」のだと思います。

そして、私の思うかっこいいとは、大富豪のことや、仕事で毎日自分を押し殺してメンタルすり減らしながら働くことではありません。

やりたいこと・好きなことを仕事にしながら、それがなおかつ社会貢献につながっていて、毎日をイキイキ生きているからこそ、心にゆとりがある。

そんな状態がおそらく私の定義する「かっこいい」だと思うのです。

 

例を挙げてみれば、社会貢献をしていてお金も浴びるほどもらっているけれど、その仕事は自己犠牲の上に成り立っていて、人のためだからと毎日を精神的身体的キャパギリギリのところで働いている人は、私の中で「かっこいい」ではありません。

また、NPOなどに所属し社会貢献できている、業務内容も自分のやりたいことである。しかし、給料が極めて低く、それゆえ自分の子供第一志望の大学に行かせられない状態。これも私の中では「かっこいい」に当たりません。

 

つまり、自分のやりたい仕事をやって相応の給料をもらって、家族も自分もそして社会もハッピー、それこそが私の思う「かっこいい」だと思うのです。

 

そう思わせてくれるメンターが私には数人いて、その人たちのような姿勢で日々を送れたらいいな、いや絶対そうなってやる、という気持ちでいます。

漠然としたことが、言葉で表現できるようになると、モチベーションが変わりますね!

 

 

 

さて、今日は

「健康の社会的決定要因と健康格差」について読みました。

まず、健康に影響しうる因子として、

  1. 潜在的な、年齢、遺伝、性別
  2. 個人レベルの、生活習慣
  3. 自分と他者を取り巻く、社会ネットワーク、社会経済状況(所得・学歴など)、生活環境
  4. さらにマクロな、文化、社会格差、経済動向、社会制度

があります。

 

これらがどのように影響しているかについては、さほど難しくないので割愛するとして、この項目で「貧困」について触れられています。

貧困には絶対的貧困と、相対的貧困があって、衣食住もままならない生活を強いられている人や集団を絶対的貧困、ある集団においてその中で比較的貧しい生活を送っている人々を相対的貧困と呼ぶそうです。

ちなみに、絶対的貧困とは以前にも触れましたが、現在の基準は世界銀行:the world bank が定めている1日あたり1.25$で生活する人々のことで、2008年のデータでは世界の四人に一人がこれに当たります。大切なことなので、備忘録的に。

 

また、このような絶対的貧困は発展途上地域の人々に多く、またこの地域における健康被害の多くは感染症であることが明らかとなっています。

よって、裏を返すとこれらの地域においては経済活動を発展させることで、人々の健康状態が改善される期待が持てると指摘しています。

 

さらに、興味深いことに中所得国においては、低所得な人ほど不健康で高所得な人ほど健康であるという相関関係は絶対的でないそうです。それはある程度の所得があるがゆえにファストフードや甘いものを食べて非感染性疾患NCD:non communicable diseasesいわゆる生活習慣病などをひきおこす率が高まるからだそうです。

 

 

最後に、政策が及ぼす健康への影響についても書かれていました。

WHOは加盟国に対して、すべての政策に対して、その政策が及ぼす健康への影響を評価することを勧めているとのことです。→ Health in all policies!

すごいことしてますね。

例えば、「公共交通機関の利用率を上げるため、運賃を減らしましょう」という政策を建てたとしたら、それが健康にもたらす影響を測りなさいっということかな。利用率が〜%上がるから、感染伝播率が〜%上がる一方で、車の利用率が〜%減るから、事故による死亡率は〜%減るかな。みたいな?

AIがなければ計算しているうちに地球から人類が絶滅しているかもしれませんね。