2019/04/24 学習記録

 

おはようございます

今日は6時間やります!今日は質!理解する事をに重きを置いてやっていきます!

 

I will put emphasis on quality .

 

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人々の生活において、健康と同等に重要なものに「教育」がある。

 


我々日本人は、幼少の頃から健康を維持するために十分な食事があり、初等教育中等教育を受け、多くのものは高等教育、さらには専門教育を受けている。

十分な教育を受けるためには、まず教育機関があること、家庭に教育を受けさせるための経済力があること、健康状態が良好であることなどが必要である。

日本では多くの人々が、この条件に満ちた環境で生活し成長して行く。

 


しかし、開発途上国では学校に通うために片道数時間歩いたり、教育を受けるために、あるいは食事をとるために子供自らが就労する必要のある国々が今尚存在する。

また、公衆衛生が整っていないが故に、水を飲んで健康を害し、十分な教育を受けられない子供もいる。

 


健康・保健・経済などの要因がそれぞれに強く関係していることがよくわかる。

 


つまり、ワクチンを打って感染症を予防することは非常に重要なことであるが、一方でそれだけでは解決し得ない、より大きな視点で捉えなければならない問題が、そこには存在しているのである。

 


1990年、タイで開催された教育世界会議では、「万人のための教育(EFA:education for all)」というスローガンか掲げられた。

「全ての人々に、生活するために必要な知識や技能を獲得するための”基礎教育”活動をしよう」というのがその中身である。

 


十年後の2000年には、タガールで世界教育フォーラムが開催され、EFAタガール目標が採択された。

そこでは、1就学前教育を拡大改善し、2初等教育を無償化し、3青年・成人の学習ニーズを充足させ、4識字率をあげ、5男女が平等に教育を受ける機会を確立し、6教育のあらゆる側面で質を改善させることが目標とされた。

 


現在では、MDGsSDGsと、教育の完全普及を目指した目標設定がなされ、徐々に状況は改善されつつある。

いまだに初等教育でさえも受けられない国や地域においては、今後も教育のみならず、経済やインフラ整備、健康問題の改善など、包括的なアプローチが必要とされる。